2016/11/02

活動報告

法人設立2周年記念シンポジウム「『こどもの居場所』~こどもの存在を『認め・受け入れ・肯定する』社会のあり方を考える~」を開催しました!


2016年12月18日(日)に、法人設立2周年記念シンポジウム「『こどもの居場所』~こどもの存在を『認め・受け入れ・肯定する』社会のあり方を考える~」を開催しました!

当法人は2014年11月に設立され、先日、設立2周年を迎えました!
そこで来たる12月18日(日)午後1時~午後5時、大分市コンパルホール多目的ホールにて2周年記念シンポジウムを開催いたしました。

なぜ、今、「こどもの居場所」を考える必要があるのでしょうか。
「居場所」という言葉が用いられ始めた1970~80年代当初、それは、「不登校児童の受け入れ場所」を指し示す言葉でした。その後、この言葉は、いじめや児童虐待等で傷付くこどもたち「心の居場所」へと広がりを見せました。「こどもの居場所」という言葉を聞いて、多くの方々がまず最初に思い浮かべるのは、「家庭」や「学校」だと思います。しかし、それらは、そこに「居る(存在する・籍がある等)」ということ ― つまり、「環境としての居場所」 ― にすぎません。人間が、自分なりの幸せを感じ、確かめることができるためには、「安心・安全で、気持ちの落ち着く場所」があって、そこに、「信頼し合える人」が居たり、「愛し合える人」が居たり、「語り合える人」が居たり・・・することが必要なのではないでしょうか。

そのような情緒的な拠り所が、「人としての居場所」であるとするなら、先ほどの「環境としての居場所」は、「人としての居場所」としての役割をしっかりと果たせているのでしょうか。
時に、環境は、ある規範を重視せざるを得ず、時には規範を押し付けてしまっています。そのような中で、その規範に「はまらない」、「はまることのできない」家族やこどもたちは、「居場所を失う、居場所に居られなくなる ― 孤立、孤独」という危険性に脅かされています。

このように考えると、児童虐待の増加や、不登校児童やひきこもる青少年の苦しみは、いわゆる「居場所の喪失」と深く関係しているといえるのではないでしょうか。

そこで、本シンポジウムでは、あらためて考えました。
現代社会における「こどもの居場所」とはどのようなものであり、こどもや家族に対する支援を行う実践者たちは、これをどのように考えているのかを。さらに、私たち大人や社会は、それをどのように受け止め、どのように構築していくべきなのかを。

こどもたちの孤立や孤独を防ぐこと、こどもたちが、どのような状況にあっても、自分の「存在価値」や「存在意義」を感じ、【今ここにある自分】を大切にできること、そして、本シンポジウムが、そのために必要な社会のあり方について考える時間となったと思います。

たくさんの方々にご来場いただき、ありがとうございました!

symposium20161218

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